どうもスッキリしない。
開幕間もないプロ野球の{CS}クライマックスシリーズである。現行の制度ではペナントレース1位チームが一勝分のアドバンテージをもちcsを勝ち抜いてきたチームと戦いリーグ優勝を決定することになっている。
ペナントレース143試合を戦って1位のチームにはそれくらいのハンディがあってしかるべきだ。
昨年、リーグ3位の横浜ベイスターズはそういった不利をものともせずにリーグ優勝を勝ち取り、見事日本一に輝いたじゃないか。
だから面白いんだよ そんな考えの人もいる
だろう。
しかし メジャーリーグのワイルドカードでも地区優勝チームとそのほかのチームでも勝負は五分と五分真っ向勝負である。勝負事とは本来そうあるべきだと思う。
個人的には両リーグの1位チーム同士で日本一をかけて戦う従来の制度がわかりやすくてよかった。そう思えるのである。
ただし、興行的配慮、シーズン終盤までファンの関心をつなぐといった観点から現行のクライマックスシリーズに代わる案は必要であろう。
例えば日本、韓国、台湾の優勝チームが3回戦総当たりで行うアジアチャンピオンズリーグ。
あるいはセパ両リーグの上位3チーム、社会人、大学の優勝、準優勝チーム、韓国、台湾、オーストラリアから2チームづつの16チームが参加して行うトーナメント方式で優勝を争うアジア選手権なども面白いかもしれない。
近未来にはその優勝チームがメジャーリーグのチャンピオンチームと世界一をかけて戦う。
そんなも発展も期待したい。